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月経前症候群の薬って?PMSの症状から開放されたい!

月経前症候群(PMS)って薬で治るのかな?病院に行かないといけないのかな?市販薬やサプリはどうかな?デリケートな女性の身体のこと、もっとよく知って月経前症候群とも上手に付き合っていきたいですよね。

月経前症候群(PMS)って薬で治るのかな?病院に行かないといけないのかな? 市販薬やサプリはどうかな?
デリケートな女性の身体のこと、 もっとよく知って月経前症候群とも上手に付き合っていきたいですよね。


月経前気分不快障害って?どんな治療法がある?

 

月経前症候群いわゆるPMSは、ご存知の方が多いですよね。ですが、月経前気分不快障害というのは知らない人も多いのではないでしょうか?そもそもPMSには、イライラ・不安定になったりなどの症状がありますが、それとはまた別物なのでしょうか?意外と知られていないですが、実は放置すると危険なのです。

今回は、月経前気分不快障害についての説明と治療法をお伝えしたいと思います。

 

月経前気分不快障害(PMDD)とは?

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月経前になると、頭痛や吐き気・イライラや不安定になったりするなど、様々なPMSの症状に悩まされている人は多いと思います。

この中のイライラや不安定といったPMSの症状と勘違いしてしまうのが、月経前気分不快障害(PMDD)です。

 

日常生活に支障がでてしまうほど、極端に気分の乱れを引き起こす場合は月経前症候群ではなく、月経前気分不快障害の可能性があります。ですが、月経前症候群の方が広く知られていてイライラ・不安感なども有名なので、医療機関を受診したりしない限り本人も気づかない場合も多いようです。

 

この月経前気分不快障害は、日常生活に支障が出るほどの気分の乱れがあるものの月経前症候群と同じように月経がはじまると素早く落ち着きだすという特徴があります。

 

月経前症候群と月経前気分不快障害の違いは?

月経前は、ホルモンバランスの乱れが影響し、月経前症候群として心身に様々な症状を引き起こします。この症状に悩まされる人は、軽い症状の人も含めると女性の約80%にも上るといわれています。

この月経前症候群の中の精神的な症状が、特にひどく日常生活に支障がでるレベルになると月経前気分不快障害といわれます。

 

感情の制御ができなくなり、攻撃的になったり、絶望感を抱く・自殺願望など、著しく精神面が乱れる状態、また倦怠感・不眠などの症状も酷くでるのが月経前気分不快障害といえます。簡単にいうと、極端にひどい精神症状を引き起こしている場合、月経前気分不快障害である可能性が高くなり、女性の約5%ほどがこちらに値するといわれています。

 

月経前気分不快障害の治療法は?

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日常生活にも支障が出てしまうほどになる月経前気分不快障害は、医療機関の受診をおすすめします。受診するとすれば、心療内科・精神科が適しているでしょう。

但し念のため月経前気分不快障害の治療を行っているか確認するようにしてください。

 

抗うつ薬

うつ病に使用する抗うつ薬(SSRI)が月経前気分不快障害の症状に効果が見られることで知られ、一般的には抗うつ薬が処方されることが多いでしょう。

 

認可を受けているSSRIの種類

  • パキシル(パロキセチン)
  • デプロメール・ルボックス(フルボキサミン)
  • ジェイゾロフト(セルトラリン)

 

但し、吐き気・眠気・頭痛などの副作用を引き起こす可能性もあります。このような副作用が酷く継続するようなら、薬が合わないということも考えられますので、医療機関へ相談するようにしてください。

 

また、SSRIの処方が一般的ですが精神安定剤も用いられることがあります。

 

低用量ピル(婦人科)

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一旦、排卵を止めることによって、卵巣からの女性ホルモン分泌量を低下させて、バランスを整えます。女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロン様の成分が含まれていて、これらを外から補うことで月経サイクルを整え、症状を緩和していくために処方されます。

 

こちらも、副作用の引き起こす可能性があり、吐き気・頭痛・めまい、また不正出血などが見られることもあります。副作用は、服用を始めた初期に見られることが多いです。

また、月経前気分障害は症状が重篤なため、低用量ピルでは追い付かないことも多いのが現実です。

 

漢方薬

漢方薬も月経前気分不快障害に効果が見られる人もおられますが、漢方薬のみではあまり改善が見られないという人も多くなってしまいます。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や加味逍遥散(かみしょうようさん)・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などを、症状にあわせて処方され、PMSには効果が期待できるでしょう。

 

栄養療法

薬物治療を好まない場合も含め、最近では栄養療法にてPMDDの緩和を目的とした栄養療法にて体質から改善する治療を受けられる医療機関もあります。

PMDDの原因ともなる鉄分不足などに着目した治療です。食事療法と併用することが多いでしょう。

 

 

まとめ

月経前気分不快障害の治療法は複数ありますが、抗うつ薬の処方が一般的で、効果が期待できる治療法といえます。副作用が出ることもありますので、ご自身でそれぞれの治療のメリット・デメリットを踏まえて、検討するようにしましょう。また、これらの治療とともに生活習慣の改善も同時に行うことをおすすめします。